こんにちは、まるっとです。

ついに新社会人で一人暮らしかぁ。ホームシックだし、お金もどれぐらいあればいいかわからないや。

僕も同じだったよ。新社会人は覚えることもいっぱい。会社に行けば知らない人だらけ。そして家に帰れば一人ぽつん…不安だよね。
ついに始まった新社会人生活に、色々な不安があると思います。たとえば、親元を離れて一人暮らしすることによるホームシックなど。
しかし断言します。「一人暮らしは最高!そんなことよりお金の不安を真っ先に解決すべき!」
そこで本記事では、一人暮らし歴10年以上、新卒1年目から家計簿をつけて毎年100万円以上を貯蓄してきた私が、
- 一人暮らしを始めた新社会人にありがちな不安
- 家計簿をつけることでその不安が解消できること
をシンプル解説します。
- 家計簿をつけないと起こる不安
- 家計簿がお金の不安を解決する第一歩であること
- 筆者の新卒の家計簿公開
新社会人の一人暮らしにかかる生活費の目安
「初めてづくし」の不安を解決するには、一人暮らしにかかる生活費の目安をまず知ることが大切です。
以下は、単身世帯34歳以下の一人暮らしにかかる平均的な生活費です。自分の支出と見比べてみてください。
(出典:総務省「家計調査」(2024年))
費目 | 金額 |
---|---|
食費 | 40,305円 |
家賃 | 39,618円 |
光熱費・水道代 | 9,005円 |
家具・家事用品 | 4,512円 |
被服費 | 7,693円 |
保健医療 | 8,252円 |
交通・通信費 | 19,335円 |
娯楽費など | 24,112円 |
その他 | 23,328円 |
合計 | 176,160円 |

合計17万6千円…ま、まあ自分は初任給21万円だから、なんとか黒字だし……

このデータ、家賃は実家暮らしも含んでいるから、一人暮らしの人に絞ると平均支出は18万円を軽く超えるだろうね。しかもその初任給、社会保険料とか税金が引かれる前でしょ?

実際の手取りと比べると、収支はよくてトントン。悪いと赤字に転落しちゃうかもね。
しかも、先ほどのデータはあくまで単身世帯34歳以下の「平均値」。これからお金の不安を解決していくみなさんが本当に知るべきは、平均ではありません。「自分自身がいくら使っているか」です。
つまり、お金の不安を解消するには、「家計簿をつけて自分だけの支出を完璧に把握すること」が必須なのです。
なぜなら、「自分が毎月いくら使っているか」を知ることが、ぼんやりしたお金の不安をクッキリとさせて、対策を打つ事につながるからです。
そこで次に、家計簿をつけないと起こる不安を見ていきます。
- 何に使ったか思い出せない
- 貯金できない自分の将来に焦る
- 節約したいのにどこを削ればいいか分からない
家計簿をつけないと起こる不安3選
何に使ったか思い出せない
お金の流れが見えていないと、「気づいたら残高が少ない」現象に悩まされます。
というのも、支出の全体像が見えないために、「ちょっとずつの出費」が積み重なっていることに気付けないからです。
例えば、平日のランチ代が毎日800円、週末はカフェや飲み会で2,000円。これだけでも月に3万円近く出ていきます。それにサブスクや日用品などを足せば、手取り20万円の人ならあっという間に残高がスカスカに。

え、でもそんなに使ってないはずなんだけど…
と思っても、記録がないと確認のしようがありません。
貯金できない自分の将来に焦る
家計簿なしでは、貯金の習慣が身につきにくく、将来のお金の準備が遅れてしまいます。
というのも、毎月の収支バランスが把握できていないと、「余ったら貯金しよう」という感覚に頼ることになります。しかし、実際には“余る月”なんてほとんど来ません。
たとえば、引っ越し後の初期費用、家具・家電の購入、交通費、職場の飲み会など、社会人1年目はとにかく出費が多い時期。にもかかわらず、なんとなくお金を使っていると「来年の旅行資金」「数年後の引っ越し」など、大きなイベントに備えられません。

ボーナスで何とかやり過ごせばいいや。
と思っていても、会社の勝手なボーナスカットで、思わぬ大ダメージを食らってしまうこともありえます。
節約したいのにどこを削ればいいか分からない
家計簿がないと、節約のポイントが見えず、無理な我慢や見当違いな節約につながりやすくなります。
なぜなら、お金の使い道が分からなければ、「何を減らせば効果的か」の判断ができないからです。自炊しているのに食費が高い…どこかに“見えない出費”があるのかも?と思っても、外食を減らすべきか、自炊の食材が高いのか、原因の判断ができないのです。

好きなお菓子は我慢して、友達の誘いは断って、趣味も減らそう。
と、節約のために我慢を繰り返したのに、実はUber Eatsが月1万円以上かかっていた…なんてケースも。自分にとって大事な出費を我慢したのに、ムダはそのままでは、ストレスだけが残ってしまいます。
家計簿をつけてお金の不安とおさらば!

家計簿をつけないだけで、こんなに沢山の不安が出てくるんだね。
一人暮らしを始めたばかりの新社会人が家計を把握しないと、こんな不安があります。
- 何に使ったか思い出せない
- 貯金できない自分の将来に焦る
- 節約したいのにどこを削ればいいか分からない

そしてこんな不安を解決してくれるのが、「家計簿をきちんとつけて出ていくお金を見える化すること」なんだったね。

では最後に、せっかくだから僕が新卒だった2020年5月の実際の家計簿をお見せするね。
【実録】筆者が新卒時の家計簿を公開

- 支出:151,585円
- 住宅78,909円:家賃+光熱費などの固定費
- 趣味娯楽35,978円:推し活+交通費
- 食費27,094円:自炊+外食
- 日用品9,604円:日用品+書籍代など
- 収入:180,042円
- 給与171,893円
- その他ポイントなど:8,149円
- 収支:+28,457円
上記画像は、5年以上愛用している自動家計簿アプリ「マネーフォワード」の画像。こちらについては、別記事で解説予定です。

費目の詳細については長くなるので今回は割愛するけど、こうやって5年以上経っても、家計簿を引っ張ってこられるから非常に便利だよ。

すごいリアルな家計簿ね。私も家計簿つけたくなってきたかも!
まとめ│新社会人の不安は家計簿をつけて解決
新社会人のみなさんはきっと、色々な不安の最中だと思います。
しかし断言します。「一人暮らしは最高!」です。
まずは家計簿をつけて、「お金の不安」から少しずつ解決していきましょう。その不安、家計簿をつけて「出ていくお金を見える化する」だけで、驚くほど安心感に変わります。

新社会人からマネーフォワードで家計簿をつければ、周りとも差をつけられる。不安を解消しながら、ガンガン資産形成していこう!
以上、まるっとでした。
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